@[都市公園・都市緑地に残る雑木林保全活動] = 多摩市との協働によるみどり環境保全
多摩グリーンボランティア森木会の活動は、多摩市内の都市公園や都市緑地内に残された雑木林を対象に、設置管理者である多摩市と市民が協働して、良好な居住環境のみどりを永続的に維持保全するために、活動に参加する市民の皆さんの協力と合意形成によって、無理のない安全な活動に取り組みます。そのために、多摩市グリーンボランティア講座(初級・中級)を介して、活動の仲間づくりに取り組んでいます。
A[無償性、無給性] = 見返りを求めない
多摩グリーンボランティア森木会の活動では、活動に参加される様々な人々が居住環境のみどりについて様々な思いを持って活動されています。これらの思いをそれぞれの活動場所での参加者による合意形成によって、持続可能なみどりとして環境保全を成し遂げ、創りあげた時、お金では決して得られない出会いや発見、感動、そして喜びを得られると考えます。報酬や金銭的な見返りを求めたりするものではなく、精神的な充実感や、癒し、四季折々の生物多様性を感じ、発見して、自分自身で活動の満足感・達成感を得ることにあります。
B [主体性、自主性、自由性] = 安全に自ら進んで行動する
多摩グリーンボランティア森木会の活動は、安全な活動を基本原則として、自分自身の考えによって楽しく参加し始める活動であり、誰かに強制されたり、義務として行うものではありません。参加の動機は、友人から誘われたり、あるいは学校や地域の行事として参加したり、広報等で知って参加したり、その参加のきっかけは様々です。
どんなに小さなきっかけでも、まず自発的に「やってみよう」という気持ちから、多摩グリーンボランティア森木会のボランティア活動は始まります。さらに、このような気持ちが長続きすることで、多摩グリーンボランティア森木会の活動も長く続けられます。
C [社会性、連帯性] = ともに支え合い、学び合う
私たちの社会には、自然保護、福祉、教育など様々なボランティア活動が存在します。地域で、自らこのような活動を発見し、参加していくには、ひとりひとりが考えることと、多くの人々と協力しながら行動していくことが大切です。多摩グリーンボランティア森木会の活動では、ともに支え合い、学び合いながら、お互いに力を合わせて活動することが大切です。したがって、多摩グリーンボランティア森木会が、活動対象の雑木林の保全管理について責任を負っているものではありません。
D [創造性、開拓性、先駆性] = よりよい地域社会をつくる
多摩グリーンボランティア森木会の活動は、多摩市の公園緑地の雑木林に位置する緑(私たちの居住環境にある緑)の諸問題に対して、何が必要か、そして改善するにはどうすれば良いのか、ということを共に考え、活動することを主体としています。
多摩グリーンボランティア森木会の活動では、従来の規定概念にとらわれることなく、自由な発想やアイディアを大切にしながら、問題解決のための方法や仕組みを活動する仲間と一緒に考え、合意形成して、創り出していくことが大切です。
<参考:類似語>
NPO → 特定非営利活動団体(Non Profit Organization:非営利組織)の略称、企業(Profit Organization)と対比される組織です。営利を目的とせず、社会的な使命・目的(ミッション)を持った民間の組織のことで、「民間非営利団体」とも呼ばれています。「非営利」とは、利益を上げてはいけないという意味ではなく、「利益があっても構成員に分配しないで、団体の活動目的を達成するための費用に充てる」と説明されています。
NGO → Non-governmental Organizationsの略称。「非政府組織」と訳されます。NGOという言葉が生まれた背景には、国際連合(国連)の存在があります。 国連設立時の1945年に制定された国連憲章の第71条に則り、政府組織と民間組織の区別を明確にし、貧困、飢餓、環境など、世界的な問題に対して取組む市民団体を呼ぶと説明されています。
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