プロフィール

基本方針

(1)緑地・雑木林の保全管理
   5つの森の環境・生態を保護育成し、多様性に富んだ森づくりを進める。
    1 見晴らしの森 10年程度を周期とする里山を志向した管理
    2 古道の森   古道の景観を維持する管理
    3 有山家の森  古民家との釣合いを保持する管理
    4 山桜の森   高中低木の環境に即した生態系を大切にする管理
    5 蛍沢の森   竹林と雑木林の棲み分けと希少植物の保護と育成


(2)観察園   植林のための育苗と自然との触れ合いの進展を図る。


(3)こども達の自然体験支援
    カブトムシ幼虫の飼育支援や、里山の環境に触れる体験活動を進める。


(4)市民との交流 
    グリーンライブセンター等と協働して、竹細工やどんぐり工作など
    自然の素材を活かした工作体験の機会を作る。

 

代表挨拶

ご一緒に、当公園に残る里山の自然を満喫しつつ活動にご参加いただけますようお待ちしています。

 一本杉公園みどりの会は、平成15(2003)年1月に、前年に開催された多摩市グリーンボランティア講座の修了生6名により活動が始められました。現在、会員数は30名です。
 活動拠点の一本杉公園は、昭和56(1981)年4月1日に多摩市立公園として開園、多摩市の南端に位置して町田市小野路町や恵泉女学園大学とも隣接する場所にあります。
 総面積10ha余の敷地には、里山の景観を色濃く見せる古民家や炭焼き窯、野球場、テニスコートなどもあります。また万葉集にも詠われた「多摩よこやまの道」が通り、「古道」の一部も保存されています。この中の約1.9haほどの雑木林・観察園が活動エリアとなっています。
 ここに、足を運んでくる老若男女多くの方々にとって心地良くかつ安全な公園であるように、緑地の整備保全の活動は素より、ニュータウン開発以前からの希少生物、絶滅危惧種など生態系の保護活動も、行政とも協働して、年間を通して行っています。
 ご一緒に、当公園に残る里山の自然を満喫しつつ活動にご参加いただけますようお待ちしています。

藤岡 信雄